2019.06.09
【卓球】伊藤美誠、持ち味を出せずにミスを連発。ストレート負けでツアー制覇ならず<香港OP>
ITTFワールドツアー・香港オープン<6月4~9日/香港>大会最終日の6月9日、女子シングルス決勝で、伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)が王芸迪(中国/同46位)と対戦し、0-4で敗れた。
卓球・女子 最新世界ランク
王芸迪は、今大会で石川佳純(全農/同6位)、芝田沙季(ミキハウス/同13位)らを下して決勝進出を果たした22歳。先週行われた中国OPでも1回戦で対戦しており、伊藤が4-3で辛くも勝利をあげている。
第1ゲーム、前回のリベンジに燃える王芸迪が序盤からフォアドライブで積極的に攻めて、主導権を握る。第2ゲームは、伊藤もレシーブから回り込んでフォアドライブで仕掛けていくなどして、中盤まで互角の展開。しかし、終盤でやや攻め急いだ伊藤にミスが出て連続失点。7-11で第2ゲームを落とす。
相手のプレッシャーにペースを乱された伊藤は、第3ゲームも強引に攻めにいったボールでミスが出て、2-4となったところでタイムアウト。しかし、流れは変わらず、伊藤は精彩を欠いたプレーが続いてしまう。
第4ゲーム、0-1から伊藤が素晴らしいプレーで3本連取し、ここから勢いに乗れるかと思われたが、すぐさま相手が逆転。結局このゲームも王芸迪が取って、伊藤がまさかのストレート負けを喫した。
【ITTFワールドツアー・香港オープン】
<女子シングルス決勝>
伊藤美誠 0-4 王芸迪
3-11/7-11/5-11/6-11
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