卓球男子のエースで東京五輪代表の張本智和(木下グループ)が10日、共同通信の電話取材に応じ、新型コロナウイルスの影響で1年延期となった東京五輪への思いを「1年間練習できることを考えれば、今年より(優勝の)可能性は増える」と落ち着いた口調で語った。
現在は地元仙台市に戻って生活。平日の午前は高校の勉強、午後は練習の時間に当てている。外出は週2度の近所のランニング程度と制限された環境にも「練習は結構できている。家に卓球台があることに感謝している」と前向きに語った。
母の日に合わせてカーネーションをプレゼントした。家族で過ごす時間が増え「お母さんが朝昼晩ご飯をつくってくれる。練習以外は久しぶりにゆっくり生活できている」と元気な声で話した。