日本肢体不自由者卓球協は11日、2016年リオデジャネイロ五輪卓球男子団体銀メダルメンバーの吉村真晴(26)=名古屋ダイハツ=とピアニスト・作曲家の松永貴志氏(34)が新アンバサダーに就任することを発表した。
17年の世界選手権では石川佳純(27)=全農=とペアを組み、混合ダブルスで金メダルを獲得した吉村。同協会の「You Tube」チャンネルに登場し「健常者と障害者の垣根を超え、ともに刺激し合いながら成長し、パラ卓球の魅力を伝えていきたいと思います。一緒にパラ卓球を盛り上げていきましょう!」と意気込んだ。
「障害を持ちながらも、できることに挑戦する。そして、結果を出す」。パラアスリートから学ぶことが多くあるとし「私たちもコロナという障害を乗り越えて前に進むしかありません」と外出を自粛する人々に向けてもエールを送った。
パラ卓球の応援と普及を目的に、既にアンバサダーとなっているフリーアナウンサーの大橋美歩(41)、お笑い芸人のこにわ(37)とともにPR活動に参加する予定だ。