日本生命に敗れ、引きあげる木村(左から3人目)、石川(同4人目)ら神奈川の選手ら=アリーナ立川立飛
ギャラリーページで見る卓球Tリーグのプレーオフ・ファイナル最終日は27日、東京都のアリーナ立川立飛で女子が行われ、レギュラーシーズン2位の日本生命が同1位の神奈川を3-2で破り、リーグ創設1季目から3連覇を達成した。神奈川は3季連続で2位。
神奈川は第3試合で早田から金星を挙げた伏兵木村を、第5試合でも再び早田にぶつける起用が実らず、あと一歩で王座に届かなかった。劉燕軍監督は「若くてパワフルで、最後までチャンスはあった。いい経験を積んだ」とねぎらった。
ファイナルでは成長著しい16歳の木原を海外遠征のために欠き、戦力低下は否めなかった。早田と平野の両輪をそろえる日本生命の強さを、エース石川は「安定感があると、いつも戦って感じている」と悔しそうな口調で表現した。