卓球女子で、五輪2大会連続でメダルを獲得し、2018年10月に現役引退を表明した福原愛さん(32)が4日、自身に関わる一連の週刊誌報道について、マネジメント契約を結ぶ電通スポーツパートナーズの公式サイトに、直筆のコメントを掲載した。以下、原文ママ。
この度は、私自身の軽率な行動により、ご心配・ご迷惑をお掛けしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
また、世界中が困難に直面するなか、皆様に誤解や疑いを持たれる行動をとってしまったこと、大変申し訳ございませんでした。
台湾にいる夫や子供、家族に対しても不安や心配を抱かせてしまい、大変反省しております。
今回の報道についてご説明させていただきます。
2021年1月に、これまでの想いを具現化すべく個人事務所を設立させていただいたのですが、社会人経験がない私にとって、すべてが初めての経験であり、自分の無知さを痛感した日々でもありました。そうした中、社会人の先輩として尊敬していた友人にアドバイスをいただく際に気分転換を兼ねて、外出いたしました。一緒の部屋に宿泊した事実はありません。
また、夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っていることも、併せてご報告させていただきます。
軽率な行動を心から反省し、卓球界のさらなる発展のため、そして社会に役立つ人間となることを目指して尽力してまいりたいと思います。引き続き、ご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年3月4日 福原 愛
福原さんはこの日発売の「女性セブン」(小学館)で不倫疑惑が報じられ、同日発売の「週刊文春」(文芸春秋)には知人の話として、夫のモラハラで福原さんが既に離婚を決意しているとの記事も掲載されていた。また自身が社長を務める「株式会社omusubi」はこの日、公式サイトで報道について以下のように謝罪した。「この度、弊社代表取締役社長 福原愛に関する週刊誌報道に関しまして、福原を応援してくださっている皆様、関係者の皆様にご心配やご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」(原文ママ)
福原さんは16年リオデジャネイロ五輪後、同五輪卓球台湾代表の江宏傑(こう・こうけつ、32)と結婚。2児の母で、解説者なども務めている。